ヨーグルトの微生物、乳酸菌の特徴、栄養成分はガン予防効果も

ヨーグルトの微生物、乳酸菌の特徴、栄養成分はガン予防効果も
今回のテーマは、

ヨーグルトの微生物、乳酸菌の
特徴、栄養成分はガン予防効果も

について紹介します。

恐らく人類の発酵食品との出会いは、

乳の自然発酵であり、それは今で言う
ヨーグルトのような物だっただろう

と以前も紹介しましたが、

ヨーグルトの歴史は非常に古いと言う
話は既に述べました。

そのヨーグルトはブルガリアを
中心としてバルカン半島など、

東地中海地方で重要な
食物となっていましたが、

一躍世界中から注目される
事になったのは、

やはりその栄養成分です。

ロシアの生理学者で
ノーベル生理医学賞受賞者である
I・メチニコフさんが、

バルカン半島に百歳を超える
長寿者(センテナリアン)が多いのは、

ヨーグルトの日常摂取による
と言う説を唱えてからです。

ヨーグルトの微生物、乳酸菌の特徴

そうです。

発酵食品の大きな特徴というのは、

微生物の影響で、元々の食材よりも
遥かに有効成分が増える点なのですが、

このヨーグルトによる
不老長寿説以来、

ヨーグルトは欧米諸国でも広く
作られるようになり、

今では全地球的な食べ物に
発展したと言えるでしょう。

日本でも普通に食べるようになりました。

製法が簡単な事も爆発的普及の
一因でしょう。

最近では自宅で簡単に作れる
手作りヨーグルトも人気です。

牛乳または脱脂粉乳に
ショ糖、硬化剤(寒天やゼラチン)
などを混合して溶解し、

加熱溶解してからそれに純粋培養した
微生物、乳酸菌を加え、

生育しやすい温度で発酵させると
出来上がります。

硬化剤を加えたヨーグルトを
ハードヨーグルト、

ショ糖も硬化剤も加えないで
牛乳だけで作るものを
プレーンヨーグルトと言います。

乳酸発酵が終わり凝固化した物を
砕いて半流動状にしたのが、
ソフトヨーグルト、

他にも応用技として最近では、

液状のドリンクヨーグルトや
アイスクリーム状にし凍結させた
フローズンヨーグルトなど

市場に出回っているのを
あなたも目にした事があるでしょう。

ヨーグルトの栄養成分の特徴

とかく、ヨーグルトというのは

原料の牛乳に由来する
良質のタンパク質が豊富で、

微生物により発酵された事で、
消化吸収も良くなっています。

他にも栄養成分の特徴として、

成長を促進するのに大切な
ビタミンで、

生体内で数多くの重要な代謝系を
補助するビタミンB2も多い他、

乳の段階からカルシウムは
当然豊富ですが、

乳酸菌の発酵によって
生成された乳酸と結合して、

乳酸カルシウムとなり、
吸収が非常に優れるようになっています。

他にも最近の医学的、生理学的
研究によって、

ヨーグルトには多くの新しい
健康効果が明らかになっています。

牛乳を飲んで下痢するのはなぜ?

そのひとつがまず、

乳糖不耐性の予防効果です。

乳の中に含まれる炭水化物の
ほとんどは乳糖ですが、

身体に入った乳糖は本来なら
腸内で乳糖分解酵素(ラクターゼ)

によってブドウ糖とガラクトースに
分解されるようになりますが、

ブドウ糖はそのまま、
ガラクトースは肝臓でグルコースに
転換されてから栄養素として利用されます。

ところが、日本人には、

腸管内のラクターゼ酵素が
欠損していたり、

または微弱な人がかなりいます。

恐らく伝統的に日本人は乳を
飲まなかったからと言われますが、

こうした人が牛乳を飲むと、

腸管で乳糖の分解が行われず、
乳糖が腸壁を刺激して下痢を
しやすくなるのです。

この症状を「乳糖不耐性」と言いますが、

乳を微生物で発酵して
ヨーグルトを作る場合、

中の乳酸菌は強い活性のラクターゼ
を有しているので、

発酵中に乳糖を分解してくれます。

ヨーグルトなら下痢をしないのはなぜ?

なので、日頃牛乳を飲めないと
悩んでいる乳糖不耐性の人も、

ヨーグルトなら安心して
食べられるというケースが多いです。

そのままの食材と発酵食品は
似ているようで非なる物なのです。

もちろんそれでも、

やはり乳糖不耐性があるわけで、

厳密に言えば、

日本人は日本に古来からある
発酵食品を食べる事が
一番メリットがあるわけですが、

ヨーグルトには独自のメリットが
ある事も見逃せません。

例えば葉酸というビタミンも、

発酵中の乳酸菌により
顕著に生成されヨーグルトに
蓄積されている事も分かりました。

このビタミンはビタミンB複合体の一種で、

ビタミンMとも呼ばれます。

一般にはほうれん草などの
緑葉野菜中に分布されていて、

造血作用に重要な因子と
なっている事が知られています。

ヨーグルトの栄養成分はガン予防効果も

いわゆるポパイのほうれん草による
パワーアップ効果の象徴

とされるのが葉酸という栄養成分ですが、

この活性因子が微生物によって
ヨーグルトにも増えて行くのです。

また最近の研究発表では、

ヨーグルトがガン抑制にも
効果があると言われています。

ガンの進行に対して阻害的に働く
予防効果があるのですが、

体内に入った乳酸菌の持つ
免疫賦活作用が、

その要因とされていますが、

今後更なる詳しい解明に
期待が持たれるわけですが、

大豆やその他発酵食品である納豆、
味噌などには、

血圧上昇を抑制する
タンパク質物質(アンジオテンシン変換阻害酵素)
が発見され注目されましたが、

その物質がヨーグルトにも
存在している事が分かりました。

また、食習慣の中で、
多量のコレステロールを摂取している、

アメリカ人やケニアのマサイ族の中に、

極端に血中コレステロールの
低い人がいて注目されましたが、

彼らをよくよく調べてみると、

アメリカ人の間では
ヨーグルトを多量に食べていた事、

マサイ族ン人なら乳酒を主とした
発酵乳を多量に摂取していた、

という事が要因となっている事が分かったそうです。

ガン予防効果もある微生物、発酵食品の力

血中コレステロール濃度の高い人
にとっては、

ヨーグルトは有用な食べ物なのです。

そして何と言っても、

ヨーグルトから、大量の微生物
乳酸菌生菌を、

何百億個、何千億個と大量に
体内に取り入れた場合の

ガン予防効果は実に高いと言われています。

ある研究によれば、

人が摂取した肉や魚のタンパク質
が体内で分解されるとき、

その一部がある種の有害腸内細菌
の作用を受け、

アゾ化合物や芳香族窒素化合物など
発がん物質が体内で生じると言います。

ところが腸管内に多くの
有用整腸菌群が生息していると、

それらの悪玉菌の生育を
阻害するので、

大腸がんや直腸がんの予防になる
というわけです。

もっとも、市販のヨーグルトでは
流通過程で滅菌処理をするから、

効果は低いとも言われますが、

ヨーグルトの持つポテンシャル特徴は
健康、美容、長寿に大いに恩恵が
あると言えそうです。

乳を単に乳酸菌と言う
発酵微生物で発酵させただけで、

その栄養成分の特徴が代わり、

これまで紹介したようなメリット
ガン予防効果もあるのですから、

微生物の偉大さ、そして
発光という神秘的な現象には、

まさに驚愕する思いと共に
感謝の念が湧いてくるものです。

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