冷蔵庫発明以前の乾燥、塩蔵、燻製、発酵食品など保存性の知恵

冷蔵庫発明以前の乾燥、塩蔵、燻製、発酵食品など保存性の知恵
今回のテーマは、

冷蔵庫発明以前の乾燥、塩蔵、
燻製、発酵食品など保存性の知恵

について紹介します。

古来から伝承されてきた
発酵食品には、

さまざまな特徴や個性があります。

そしてメリットがあります。

これからこうした特性を
紹介して行きたいのですが、

発酵食品というのはあまりに
身近な食べ物の為、

当たり前のように存在していますが、

そこには知れば知るほど
神秘的に満ちた魅力があります。

そのひとつが保存性です。

冷蔵庫発明以前の人類には
さまざまな食品を保存する知恵がありました。

冷蔵庫発明以前の保存性の知恵

大昔から人は食べ物の保存に
さまざまな知恵を発揮したのです。

何せ命の綱でもある
大切な食べ物を無駄にすることは

則ち死に直結します。

だからこそさまざまな自然現象を
観察しながら少しずつ知識を
深めて行ったのです。

例えば、はじめの頃は

カエルやトカゲ、ヤモリやミミズなど
ひからびた物を見つけて

口にしてみたことがあったのでしょう。

それから恐らく人類は、

それが食べられる、無毒であると
分かると今度はひからびた物を
集めて蓄えるようになったのでしょう。

そこからさらに進んで、
日光に当ててひからびさせることで
食べ物を蓄えられると分かったのでしょう。

つまり「乾燥」という
保存性を高める技術です。

乾燥、塩蔵、燻製、発酵食品の技術

また海辺に住んでいた人たちは、

海水から塩をとる方法を
比較的早く編み出したのでしょう。

塩自体が腐らないばかりか、

調理用に塩を使えばその魚は
腐らないまま食べられることも
知識として得たのでしょう。

つまりこれが「塩蔵」の発見です。

あるいは、捕らえた獣の肉や魚を
たき火にかざして焼いた所、

そのとき火で焼くだけでなく、
煙も使って肉や魚をいぶした所、

良い感じで色がつきます。

それを食べ忘れてしばらく
とっておいても腐ることがないのを知り、
驚いたことでしょう。

この技術が「燻製」または「燻乾」
です。

保存性の知恵を発展させて行った人類

こうした冷蔵庫発明以前の
乾燥、塩蔵、燻製、発酵食品

など保存性の知恵は
他にも色々あるのですが、

例えば日の周りではいつも灰が
つきまといますが、

あるとき、とってきた野生の
イモや堅果(栗や栃の実など)

を火で焼いて食べようとした所、

燃えてしまわないように、火の下の
灰の中で埋めるようにしたのでしょう。

それを掘り起こして食べようと、

いくつかは見落としてそのまま
だったのかもしれません。

しばらく経って灰の中に
腐っていない堅果を見つけ、

食べて見ると美味しかった…

そこで灰の中に入れておくと
腐らずに保てることを人は知ります。

これが「灰がこい」や「埋灰(うずめばい)」
という技術です。

また面白い事例としてあるのが、

何かの食べ物を蕗のような
広い葉に包んでおいた所、

何日か後に食べれば
何も変化がありません。

笹の葉や柿の葉でも同じような
現象が起こることが分かり、

誰とはなしに葉に食べ物を
包んで腐らせないことを利用しました。

これは葉の抗菌性を使った
保存技術です。

冷蔵庫のある時代の食生活

確かに、冷蔵庫は便利です。

冷凍食品などは現代人にとって
かなり重要な物になっています。

しかしこうした冷蔵庫以前の古来の
知恵にも大きなメリットがあるのです。

大昔の人がこうして
編み出して行った、

食べ物の保存法をさまざまな
体験の中から生んできたわけですが、

こうした知恵は冷蔵庫発明の
何年も前から、

世界中の多くの民族が独自の
アイデアで行ってきた物です。

冷蔵庫という夢のような
文明の利器のない所では、

今でもこうした保存法が見られます。

こうした知恵を現代人も
上手く取り入れることが重要です。

中でもポイントはやはり発酵技術です。

人類が生み出して行った
発酵の発見から発展まで、

次回はもう少し詳しく見て行きましょう。

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