トイレ、お風呂、台所、ゴミ処理、洗濯、掃除と微生物の活用

トイレ、お風呂、台所、ゴミ処理、洗濯、掃除と微生物の活用
今回のテーマは、

トイレ、お風呂、台所、ゴミ処理、
洗濯、掃除と微生物の活用

について紹介します。

昔の生活というのは、微生物と
上手く付き合う知恵がありました。

しかし現代の生活はどんどん
微生物を敵視するような
スタイルになっているようです。

しかし、これから微生物を
活用して行けば、

興味深いライフスタイルが
実現するのではないでしょうか。

これまでの微生物の研究から
応用し実現できそうな、

有益な共生方法を
いくつか紹介して行きましょう。

水洗式トイレと汲取式トイレ

ひとつはトイレです。

まさしく微生物と最も
関わる家の場所のひとつですが、

日本では江戸時代初期、
ヨーロッパではそれより古くから、

糞尿など排泄物を川に捨てたり、
深い穴に投入して処理していた

という記録が残っています。

その中で賢者が畑に肥料にして
使うと作物が良く育つことを発見し、

それを人々に広めました。

それまで不浄物と毛嫌いしていたものが、

有益で大切なものと言う
意識に変わったのです。

20世紀にに入ると、日本でも

東京や大阪では人が多く集まり
生活するようになりました。

その時代、あるいは田舎では
汲取式のトイレが当たり前で、

下の層に糞便を溜めていたのです。

ヨーロッパでも19世紀半ばには、

日本と同じように汲取式で
便槽に溜めていたそうですが、

早くから二階建て以上の住まいを
していたヨーロッパでは、

汲取式は非常に不便なため、
20世紀のはじめから水洗式トイレが
普及をし始めたのです。

トイレと排泄物処理と微生物の活用

毎日の生活の中で、

完全かつ合理的なリサイクルは
微生物の活用で達成されます。

ところがこの50年くらいの間に
トイレは都市では水洗式に代わり、

皮相的には衛生面で向上し、
生活の大きな進歩と考える人が
多かったわけです。

ところがよくよく考えると、

水分の多い排泄物を大量の水で
混合して流すと量ばかり増えてしまいます。

特に人口の密集する都会では、
日々の全体量は膨大となり、

処理は容易ではなくなります。

そして何よりも自然に還す
というリサイクルの発想がなくなります。

ここで発想を全く変えて
量を増やさない方式ならどうでしょう。

美しいリサイクルサイクルが完成する

排泄物中の有機物を能率よく
分解する微生物を集め、

その活力を研究し、おがくずや
枯れ草や枯れ葉を切断したものを
混ぜ合わせ、

トイレの壁の容器に蓄えておき、
用を足した後に排泄物の上に
落とすようにします。

箱式の構造を考案して
一日分を集め、

屋外の層の中で時々混ぜ合わせ
発酵させた後、

家庭菜園に肥料として施すのです。

これをかつての時代は全て
手作業でやっていたわけですが、

現代の技術を応用すれば、
機械式にシステムとして行えます。

まさに古代と現代の知恵の融合です。

台所、ゴミ処理と微生物の活用

そしてトイレの排泄物だけでなく
台所や家庭のゴミ処理も同じように、

例えば集合住宅の場合、

現在実行している台所の
ゴミと同じシステムで郊外の畑地に
運搬します。

これで、現在の下水処理より
遥かに量が少なく能率的に
りょ裏ができるようになるでしょう。

さらに現代は組織培養の技術も
進んでいるわけですから、

毎日家庭で買うダイコンや
ニンジンなどは、

葉の付け根の1センチ下を切って
利用し、

葉は発酵させた培土の中に植え、

野菜の生育に合致した環境を保ち
細胞増殖を加速させる方法を研究し
採用すれば、

新鮮な野菜をいつでも収穫でき、
繰り返し栽培可能になります。

食料自給率も上がり
台所や家庭のゴミ処理の手間も省けます。

まさに無駄のないリサイクルが
可能になってくるのです。

そしてそれを実現するのが
微生物の力なのです。

美しい肌、髪を作る微生物とお風呂

次に微生物を活用した
入浴法はどうでしょうか?

現代のお風呂事情は浴槽は
カビに悩まされると、

微生物を殺菌しようという考えが主流です。

カビ取りスプレーや防カビ剤など、
耐性菌や劇薬の被害は
以前にも紹介しました。

しかし人の健康を守る
微生物の役割があるのですから、

表面も守ってくれるわけです。

美しい皮膚や毛髪を作り出す
微生物の研究が

B・J・フォードさんの
『微生物革命』という本にありますが、

この微生物の機能をさらに研究し、

人の皮膚と毛髪に作用できる
手段を開発すれば、

お風呂の微生物事情は変わるでしょう。

まら化粧品も現代の化学物質まみれ
のものより安全で合理的なものも
作られるのではないでしょうか。

例えば皮膚の極めて健全で
美しい人から採取した微生物を使えば、

拒絶反応やアレルギーが
起こることもなくなるでしょう。

洗濯、掃除と微生物の活用

洗濯や室内の掃除、浄化の方法も

微生物の活用をすれば
より優れた方法が考えられます。

今までのように滅菌、抗菌
という思想ではなく、

微生物の作り出す酵素を応用して、

衣類やカーテン、カーペットを
清浄にする技術も、

実用化されているわけですから、

これが広がれば世界の洗濯、
掃除事情も変わるでしょう。

こうした考え方の根本は、

化学物質で汚れを分解除去するのでなく、

微生物の酵素力を使って無害化します。

こうなれば廃液も同時に浄化できるので
公害防止になり、環境浄化の観点からも
大きな進歩と言えるでしょう。

以上のように微生物を活用すれば、

トイレ、お風呂、台所、ゴミ処理、
洗濯、掃除など

全ての生活環境が変わります。

それも良いほうに変わるのです。

こうしたものが広まらない理由は、
恐らく、、

微生物は危険で不潔な
忌まわしいものだから、

この世には存在しないでほしいと
誤解して考える人が多いからでしょう。

微生物と共生する未来は明るい

最近の社会情勢を見ていると、

微生物は恐ろしい細菌兵器にも
使われるなど、

微生物=危険…という方程式を
信じて疑わない人が多いのです。

これまで微生物学は、

医学界を中心に研究が進み、

人の健康を害し、命を脅かす
結核、ペスト、サルモネラなど

感染源となる多くの病原菌が
優先的に解明されてきました。

そうした経緯から微生物は
全て病気と深い関係にある

危険なものという誤解が常識化
してしまったのです。

しかしこれは誤解です。

これまで紹介してきたように、

微生物は悪さもしますが、それ以上に
有益なものをもたらしてくれます。

そして人類がどうあがいても
微生物を除去することはできません。

圧倒的に数で負けているのです。

微生物=敵…ではなく微生物=味方

として、トイレ、お風呂、台所、
ゴミ処理、洗濯、掃除などにも
微生物の活用すれば、

素晴らしい共生ができるのでは
ないでしょうか。

私はこうした微生物の知恵が広がることが

地球の人類のそして生命の未来の
発展につながると信じて疑いません。

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

こちらの記事もおススメ

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。