加湿器、ウレタンフォームにカビ、微生物が繁殖する原因と対策

加湿器、ウレタンフォームにカビ、微生物が繁殖する原因と対策
今回のテーマは、

加湿器、ウレタンフォームにカビ、
微生物が繁殖する原因と対策

について紹介します。

昨今の新しい住まいは
気密性が良いので、

冬は暖房の影響で部屋の
空気が非常に乾燥します。

それに対処するには、

湿度を補う工夫が必要になります。

そこで色々なタイプの
加湿器が考案、製作され、

販売競争を活況を呈しています。

乾燥を防いで

のど、鼻、目を痛めないとか、

美容に良いと言った宣伝に
力を入れて販売していますが、

売る側の都合のよい部分だけ
フォーカスされすぎて、

使い側の立場を考慮されず
デメリットが隠されている気もします。

ウレタンフォームにカビ、微生物が繁殖する

大手メーカーの加湿器の
使用でトラブルも実際発生しているようで、

最も大きなトラブルは、

加湿器内の水の中が10種類
くらいのカビの巣窟になっていて、

加湿されて室内に放出する
空気がひどくカビ臭く、

室内全体にその不快臭が
漂うというものでした。

調べてみると、かなりの量の
カビの胞子が吹き出し口から

室内に放出されていることが
明らかになったそうです。

加湿器の内部には、

細かい網状のウレタンフォームが
組み込まれていて、

全体の三分の1くらいが
水中に浸っています。

水は毛細血管現象によって
吸い上げられ、

ウレタンフォームの上部は
水分を含んでいるので、

そこを通過する乾いた空気が湿る
という仕組みです。

水中に浸っている部分の
上部にカビが生え、

菌の作用でウレタンフォームが
腐食して破壊されているのです。

アルテルナリア菌と
フザリウム菌の酵素がウレタンを
分解することも明らかになりました。

加湿器内の微生物の人体への弊害

これらのカビ、微生物は
どのようにして加湿器の水槽中に
入り込むのでしょうか。

最近の多くの住宅、

鉄筋コンクリートで出来た
気密性の高いマンションや

プラスチックを多く使った
一戸建ての家の室内には

激しくカビが増殖しています。

特に壁のビニールクロスの表面には、

胞子の数が1センチ四方当たり
10~20億にも達している
所も珍しくありません。

これらの胞子は、エアコンからの
風の流れや人とが動き回る風圧によって

容易に菌体から空気中に離脱して
浮遊するようになります。

その胞子が加湿器の吸気から
内部に侵入し、

湿度の高い内部と水を含んでいる
ポリウレタンに付着して
増殖するため、

加湿器はカビの繁殖器に
なることが確かめられました。

この際増殖した胞子が加湿された
空気と共に室内に放出され、

さらにビニールクロスの表面で
増殖するという悪循環になっているのです。

加湿器のカビ、微生物への対策

その防止対策として
最も重要なことは、

壁のビニールクロスを辞め

換気を良くする構造に改善することです。

室内にカビが増殖しないようにし、
次に加湿器内にカビが生えないよう

工夫するのが的確な方法でしょう。

もちろん最近の加湿器も
カビ、微生物対策に力を入れ

様々な改良をしているでしょう。

全てを把握している訳ではないのですが、

例えばウレタンフォームを
それ以外のカビの生えにくい材料に変える
という方法もありますが、

アメリカや日本のメーカの
専門家は、

性能面でウレタンフォームが
最適であるという結果が出て使われているので、

この変更は難しいでしょう。

ウレタンフォームに薬剤を配合すれば、

カビに侵されないことが
実験的にも分かっていますが、

これまで紹介してきたように、

微生物やカビを化学薬品で
滅菌、殺菌処理してしまうことには、

微生物の循環にも影響して、

人体の健康を損なうリスクもあります。

やはり、私たちの手でしっかり
対策をするのが現実的な方法でしょう。

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