エアコン、クーラーの空気に巣食うカビや微生物の原因と対策

エアコン、クーラーの空気に巣食うカビや微生物の原因と対策
今回のテーマは、

エアコン、クーラーの空気に
巣食うカビや微生物の原因と対策

について紹介します。

1970年代頃は、

日本でもまだまだクーラーの普及率が
20パーセント程度と言われ、

日本の暑い夏を過ごしやすく
することを目指し、

全国の家庭にクーラーを
普及させることを目指す!

と電気屋さんも頑張っていました。

日本では住宅は次第に欧米化し、

木造の住宅に代わり、
コンクリート立ての集合住宅が
少しずつ多くなりはじめ、

同時に建物の構造上、密閉型で
天井が低く悪い風通しの中、

それが原因で、

壁紙や塗装面に集中的に
カビが発育するケースが
見られるようになったのです。

当時、建築の専門家さえ、

新しい日本の住まいの中に
カビや微生物が増殖し、

健康に悪い障害が起こるということは
創造すらしていなかった時代なのです。

日本と欧米のカビや微生物の原因と対策

当時の塗装メーカーや
住宅メーカーの見解から言えば、

「欧米では数百年来住居の
内外に塗装をする習慣があるが、

カビのトラブルなんて聞いたことがない!」

というものでした。

確かのその通りなのですが、

日本と欧米では環境風土が
異なることに気づかない、

盲点だったのです。

しかし当時から微生物の
研究者から見れば、

住宅や家電に関する微生物の
弊害についての危惧があったのです。

エアコン、クーラーの中が
カビの巣になり送り出される冷気に

カビの胞子が混在して部屋の空気を汚す
という環境悪化については、

現代人にはわりと広まって
来ていますが、

当時は皆無知でした。

その後エアコンのカビ対策も
進んで行ったわけですが、

その対策としての化学物質や
薬品でカビをいったん除去できたものの、

それがまた逆に人体の健康に
悪影響が及ぶことは、

まだ分かっていない人が多いです。

エアコンに巣食うカビや微生物

1980年代にある大病院内の
エアコンのカビに関する研究調査によれば、

エアコンの空気が流れる
ダクトの内部は最悪で、

ダクト内部の壁1センチ四方から

クラドスポリウム菌、トリコデルマ菌、
フザリウム菌、アオカビの胞子が

800~1200個も検出され
驚くばかりでした。

また病院の手術台に直接
当たるエアコンの送風中にも、

アルテルナリア菌、クラドスポリウム菌、
トリコデルマ菌が

1分間に20~30個検出されました。

エアコンのフィルターは1センチ四方
当たりカビの胞子数が

8000~2万個と汚れが著しく、
清掃作業への意識も少なかったのです。

清潔が重視される病院や手術台でも
エアコンが盲点になり、

微生物や菌まみれだったとしたら
想像するだけで恐ろしいです。

クーラーの空気に巣食う微生物の健康被害

さらに時代が進みエアコン普及率が増え、

室内の壁面や絨毯などの
環境の増殖している菌の胞子が
エアコン内に吸い込まれ、

エアコン内部の湿度の多い
温かい部分で増殖し、

冷気によって再び室内に送り込まれる
という循環が広がるようになったのです。

カビや微生物の発生源は、

内装材や絨毯など人の生活する場所ですが、

二次的に増殖したエアコン内部、

特にフィルター面では住居内で
多い部分の10倍以上もの
カビが存在することが分かったのです。

住宅内でもオフィス内でも

一日中このような部屋で
働いたり生活をしていると、

カビの胞子を絶えず吸い込み、

喘息は気管支炎の原因になり
体調不良に苦しむ人が増えます。

とても健康に生活できる環境
ではありません。

エアコンのカビや微生物の対策

こうした事例や、フロンガスによる
環境への弊害などが知られ、

エアコンを使わない生活を
望む人も増えてきましたが、

最近の都会の生活では
エアコンは必需品になっています。

隙間なくと言えるほど
コンクリートの建物が乱立密集し、

一日中エアコンから熱気を排出し、
さらに数多くの自動車からの
高温排気ガスが増えて、

その悪循環の中でなんとか
生きて行かなければならない
時代になっています。

昔のような清浄な空気は
望むべくもありません。

それにどう対処、対応するかが
重要事項になっているのです。

専門家によるビルのエアコン内部の
衛生管理を行う業者もいますが、

エアコンの普及とカビの対策の
需要と共に増えてきました。

家庭でもエアコン内部を正常に保ち、
メンテナンスを行う必要があります。

手間はかかりますが長い一生の
健康のことを重視するなら、

実行した方が賢明です。

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