カビや微生物に見る日本での木造住宅や木造建築物のメリット

カビや微生物に見る日本での木造住宅や木造建築物のメリット
今回のテーマは、

カビや微生物に見る日本での
木造住宅や木造建築物のメリット

について紹介します。

一般常識で言えば、

木造の家よりも鉄筋コンクリート
で出来た建物の方が、

頑丈で長く使えると言う
ことになっているでしょう。

しかし日本では全く逆と
言えるかもしれません。

これをカビや微生物と言った
観点から考えてみましょう。

長い歴史的に日本では
木造住宅が当たり前でした。

コンクリートの建物の寿命は
100年以下でしかありませんが、

木造建築は、

法隆寺、桂離宮、京都御所

などと言った歴史的建造物
だけではなく、

年間雨量の比較的多い、

新潟県、富山県、石川県など見ても、

100年を超える立派な木造の
民家が残っており、

今なお住み続けている例が
非常に多いことが分かります。

木造住宅や木造建築物のメリット

プラスチック加工や滅菌処理で
菌を敵視して被害を受ける

現代の食文化の一方で、

微生物と上手く共存する
発酵食品の知恵など、

古代人の賢さは調べるほど
関心するものですが、

住宅に関しても同じで、

古い木造の家は床が高く、
絶えず風が流れています。

畳は、雨が降り続くと速やかに
室内の湿気を吸い取り、

床下の風洞へ放出すると言う
優れて機能を持っています。

畳の下の床板は、わざと
隙間を作って張り、

畳の水分が床下へ
放出しやすくなっています。

また、現代の新しい家より
遥かに天井が高く、

天井の杉板が部屋の中の
湿気を良く吸い、

上の広い空間へ放出します。

天井の梁の上を立って歩けるほど
屋根までの距離があり、

空気が流れやすく、水分が
良くはけて家が乾燥します。

こうしたメリットは、
現代の鉄筋コンクリートの
建物にはなかなかないものです。

カビや微生物に見る日本の木造住宅

昔ながらの木造の住宅や建物は、

まるで生き物のように、

体内の機能を合理的に
調整する能力を発揮できるように
なっていると感じるほどです。

まるで有機生物のように
自らを健康に、そしてそこに住む人の
健康を守る機能があります。

カビや微生物とうまく付き合う
ことができる古来からの知恵なのです。

特に関心させられるのは、

押し入れの中が良く乾いていることで、

その上部の天袋はさらによく
乾燥しているので、

家宝や大切なものの保存に
最適だったのです。

これは先祖から受け継いできた
知恵とも言える日本の重要な
文化遺産です。

日本での現代建築物のデメリット

最近の新しい建築技術で
建ったマンションなどの押し入れは、

非常に惨めな状況と言えるほど
湿気に溢れていて、

中に収めている衣類や寝具が
湿気やカビの巣のようになり、

激しい損傷を受けます。

カビが繁殖すると、

その臭気に誘導されてダニも
屋外から集まってきます。

カビの菌体と胞子は脂肪と
ビタミンが豊富な栄養体なので、

ダニは喜んでそれを食べて肥り、
短期間に大繁殖するのです。

押し入れの中にはカビとダニの
繁殖気になっているのです。

またマンションの一階は
建物の上層から壁を伝わり

水分が集積し、アルミサッシと
壁と鉄の扉から結露で
水のたまり場になって、

味噌倉と同じ環境になるので
カビ、微生物の被害が避けられないのです。

木造住宅や木造建築物を見直す

さらに大都市では狭い家の中に
非常に大きな重い家具類が
多いように思います。

これでは、家の中の通風が
妨げられるようになり、

家具の底と床の隙間が湿って
ゴミが溜りやすく、

絨毯も干せないのでカビの
温床になりやすいのです。

戦後輸入された文化で
日本は発展してきたわけですが、

ヨーロッパと日本では
気候風土が違います。

鉄筋コンクリートの石造りの家は
欧米では良いかもしれません。

高温多湿の日本では
木造住宅や木造建築が
フィットしているのです。

木造の家を建てて住んでいる
人の家には、

窓ガラスと壁面の結露が起こらず、
塩ビの壁紙にカビも生えません。

菌や微生物が上手く循環される
メリットのある家なのです。

日本の伝統を見直してみるのも
良いのではないでしょうか。

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