プラスチック、ラミネートフィルムでの食品包装のカビの問題点

プラスチック、ラミネートフィルムでの食品包装のカビの問題点
今回のテーマは、

プラスチック、ラミネートフィルム
での食品包装のカビの問題点

について紹介します。

多くの食料品店では、

野菜や果物をプラスティックの
フィルムや容器に入れているのが
当たり前です。

プラスチックフィルムは、

ほとんどのものが高熱で溶かした
原料から製造されているので、

熱で微生物は死滅しているから
フィルムは無菌で、

微生物の心配はないだろう…

と一般には考えられています。

果たしてそうでしょうか?

ラミネートフィルムでの食品包装

包装フィルムは大別して、

家庭で毎日手軽に使えるものと、
工場で大量に生産する比較的長く
保存したい食品、

店頭で販売される野菜や果物、

最近非常に多くなった弁当や
総菜などの包装に利用されている
ものとがあります。

家庭で毎日使うラップの材料は、

塩化ビニール(塩ビ)と
ポリエチレンの単独のフィルムです。

漬け物や佃煮、数ヶ月保存
できる食品に使われるのは、

例えば、塩ビ、ポリエチレン、
ポリプロピレンなど

数種類のフィルムを工場で
ローラーを使った加熱処理し、

一枚のフィルムに加工した
フィルムです。

これをラミネートフィルムと良い、
比較的最近発達して製造技術です。

食品包装のカビの問題点

ラミネートフィルムは
複数の材料を複合してあるため、

単独の材料の欠点を補い、

油、醤油、食塩、酢などに

抵抗性がある、耐久力が優れている
などの長所を持っています。

ハムやベーコンのように、

脂肪と食塩の多い食品の包装には、

ポリエチレンとポリプロピレンの
ラミネートフィルム、

魚の加工品や漬け物や味噌の
包装には塩ビとポリプロピレン、

さらにポリビニリデンなどを
組み合わせたラミネートフィルム
と言った具合に、

食品の特性に適合した
フィルムが使われます。

また、レトルト食品のように
摂氏100度以上の高熱に
耐える為には、

ラミネートの中間にさらにアルミ箔を
加えたフィルムが利用されます。

プラスチックとカビの問題点

プラスチックにカビは
付きものと思えるほど多くの
被害が出ているのが、

長年の研究で分かっているのですが、

プラスチックの専門家には
その認識が全くありません。

安全で良いという長所だけが
頭にこびりついていて

用途をさらに広める事だけを
考えています。

ある研究機関では、

単独フィルムと各種の
プラスチックを加工してできた
食品包装用のラミネートフィルム

について、カビ抵抗性試験が
行われました。

規格で定められている
試験金は試験管内で代々植え継いで
いるため菌の活性が低下しているので、

数年かけて変形した
プラスチック製品の腐食した
部分から直接採取した

野性味の強いカビを5、6種
混合して、試料に接種して
50日間培養を続けました。

アルミ箔、プラスチックの侵食

その結果、激しい変形と
アルミニウムの崩壊を
引き起こす事が分かったのです。

包装されている食品は
ウインナーソーセージで、

包装材料は塩ビ、ポリエチレン、
アルミ箔とポリプロピレンの
ラミネートフィルムです。

これらのフィルムは、

物理的ないし化学的な
特性は優れており、

食用包装用としては
条件に適合していると
考えられているのですが、

一番肝心なカビに対する
抵抗性が全くないという結果は、

さらに改善が望まれるの
ではないでしょうか。

包装する事でかえって
カビの被害が増大するのでは
意味がないと言えるのです。

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