子供の文化的教育とコミュニケーションの学力が上がるメリット


今回のテーマは、

子供の文化的教育とコミュニ
ケーションの学力が上がるメリット

について紹介します。

私たち人類は長い歴史を経て、

様々な文化を後世に伝えてきて
今があるわけです。

それはただ書物で学ぶだけでない、

五感以上に六感でも何かを感じるような
大きな知恵が詰まっているものです。

これからグローバル化が進むほど、

世界の文化の多様性を
受け入れる力が必要になります。

そしてその土壌は恐らく、

日本の文化をしっかり学ぶ

事が基礎となるのではないでしょうか。

日本を知り世界を知ることは、
自分を知り他人を知ることにつながります。

この点は子供の教育を考える上で
かなり重要ですし、

5000年前から独自の文化や宗教
子孫に伝えてきたユダヤ人の
考え方は参考になります。

保守性を重んじ、革新も忘れない。

バランスの良い子供に育てるのは
素晴らしいことでしょう。

さらに文化を学ぶことは
子供の学力を高めるメリットもあります。

子供の読解力と読書の間の
相関関係についてだけでなく、

前回紹介したPISAテストから

ユダヤ式「天才」教育のレシピの
有効性を示す情報が読み取れます。

2000年実施のPISAテストでは、

通常の問題の他に、

家庭生活についての
質問が設定されていました。

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子供の文化的教育はどれくらい?

質問の項目は以下の通りです。

文化的活動の有無:

昨今1年間で、博物館、美術館
オペラ、バレエ、オーケストラコンサート、
舞台劇の鑑賞などに、

家族で何回行きましたか?

文化的情報の有無:

家に、小説(実際に題名の例示あり)
や詩などの本、絵画に関する本は
ありますか?

文化的コミュニケーション:

政治、社会関連の問題や、
本について、映画、テレビ番組について
クラシック音楽について、

親とどれくらいの頻度で
会話を交わしますか?

社会的コミュニケーション:

学校での活動について、親とどれくらい
の頻度で会話を交わしますか?

どれくらいの頻度で家族全員で
夕食をとりますか?

両親とどれくらいの頻度で
会話を交わしますか?

これらの項目中、

本などの「所有」を問うもの
以外の質問は全て

「全くない」
「一年に数回」
「一ヶ月に一回くらい」
「一ヶ月に数回」
「一週間に数回」

と言った選択肢からの択一法が
とられていました。

日本は子供に文化的教育をさせない国?

さてここで気になる
日本の生徒の数値ですが、

「文化的コミュニケーション」

について平均に近い結果でしたが、

なんとそれ以外の全ての
項目でOCED平均を下回っていたのです。

そしてこの統計の面白い所が、
各国別で終決した結果、

先ほどの家庭生活四項目
において上位25パーセントに入る
結果を出した家庭出身の生徒は、

読解力、計算能力において、

下位25パーセントの生徒よりも、

遥かに高い点数を獲得した
という事が確認されています。

つまり親と子供の文化的教育や
文化的コミュニケーションは

学力すら上がるメリットがあるのです。

机に向かってひたすら
ドリルをやれば学力が上がる、

と思い込んでいる親も多いでしょう。

しかし、私たち人間の脳は
そんな単純なものではないのです。

日本だけの集計を分析すると、

「文化的コミュニケーション」
「社会的コミュニケーション」

で高得点を上げた家庭出身の生徒が、

読解力、計算能力の得点が
高い傾向がありました。

つまり、家庭で日常的に
学校であった事とか文化的な事
について会話している生徒は、

点数が高かったという事です。

文化的教育で学力が上がる

そして、そのような生徒は、

この二つの項目で下位25パーセント
に入った家庭出身の生徒より、

読解力で平均50点以上高い
点数を上げている事が分かっています。

また

「文化的活動」「文化的情報」で
高い得点を上げている場合も、

平均値が30から50点高くなっています。

この50点の差は実は大きな差となります。

例えば、

あなたの子供が読解力テストの
下位25パーセントに位置していた場合、

この「プラス50点」で
平均まで上がる事ができます。

また、あなたの子供が既に
トップ25パーセントに入っていた場合は、

この「プラス50点」で
トップ8パーセントにまで
上がる事ができるのです。

最近の子供たちを観察していると、

学校に行き、宿題をして、塾に行き、
余暇はテレビを見るかゲームをする。

こんな光景が日本では
当たり前になっています。

これはちょっと問題かも知れません。

PISAテストでは、

「コミュニケーションの有無が、
直接読解力のアップに繋がっている」

とまでは断定していません。

ただコミュニケーションが
盛んな家庭出身の生徒は、

よりいい成績を収める傾向がある
という事を示唆しているだけです。

コミュニケーションが子供の学力を上げる

もちろん色々な考え方や
色々なデータがあるわけですが、

コミュニケーションが全ての土台です。

両親との会話が多い子供の方が、
より自分に自信を持ち、

愛されていると言う実感を
持つ傾向にあるという事は
想像に難くないでしょう。

学校の成績以上に大切な学びが
そこにはあるはずなのです。

そしてその実感は、学校や
その他の場面で子供たちを
支えてくれるに違いありません。

PISAが設定した

先ほどの4つの項目の質問の内容は、

まさにユダヤ式子供を天才にする
教育ノウハウの中で、

何世紀にも渡って受け継がれてきたものです。

そしてこれらの中で最も大事なのが、

「コミュニケーション」です。

もちろん文化的なイベントに
参加すればなお家族の会話も広がり、
絆も高めることができるでしょう。

たとえあなたにお金がなくて、
毎週子供をバレエや美術館に
連れて行ってあげられなくても、

子供との会話は毎日できますし、
おまけに無料なのです。

教育とは学校で良い成績を取る
良い塾に行かせるというもの
だけではないのです。

ですからこれまで話してきた
テクニックは

普通の日本人ではなく
外国人の為のものじゃないの?

と心配も不要です。

PISAのデータを見ると、
こうしたノウハウが誰にでも
どこでも、日本でも通用する

という事が分かってきます。

特に文化的なコミュニケーションは
色々なメリットをもたらせてくれます。

自分の生活を振り返り、

「日本の文化についてほとんど知らない。」
「何かしら文化的なものに触れていない」

という場合は、

今日から子供と一緒に
学び始めるのもいいかもしれません。

人生をさらに豊かにしてくれるでしょう。

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