日本人の子供の読書時間と読解力を高める方法、男子と女子の違い

日本人の子供の読書時間と読解力を高める方法、男子と女子の違い
今回のテーマは、

日本人の子供の読書時間と読解力を
高める方法、男子と女子の違い

について紹介します。

教育というのはもちろん
世界中の人が関心を持つことでしょう。

その方法によって子供の将来が
変わるのですからなおさらです。

前回紹介したのは、

適切なときが来たら
子供が巣立つのを許す事、

そしてしっかり自立するように
教育をする事、

もし必要であれば
その背中を押してあげる事が

ユダヤ式教育では大切な
考え方だと紹介しました。

こうしたやり方を聞いて

「ユダヤ人の家庭では
こうした考え方が大切なのは分かった。

でも日本でもこれって有効なの?」

…という疑問が浮かぶ人も
いるかもしれません。

でも答えは有効です。

最近歴史の本を良く読むのですが、

明治維新で活躍した人たち、
近代日本を築いた人々の伝記
などを読んでいるうちに、

驚くほど家庭環境が「ユダヤ式」
と似ていることに気づきます。

ところが、現代社会に置いては
日本の子供の教育のあり方は
変わってきてしまっています。

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読解力は男子と女子で違いがある?

まさに教育というのは
才能や能力よりも

環境で決まる事がよく分かるのですが、

例えばこんなデータもあります。

ここ20年ほどの間で、

先進諸国である一つのトレンドが
広まりつつあります。

それは、

「女子の方が男子よりも
読解力が優れている」

という傾向です。

その一例をPISA

(Programme for International
Student Assesment:生徒の学習到達度調査)

に見る事ができます。

このテストはOECD(経済協力開発機構)

が主導して実施されるもので、

対象国には、
日本、アメリカ、韓国、EU加盟国
などほとんどの先進国が含まれています。

テストは15歳の生徒を対象に
3年に1度実施され、

ブラジルなど加盟国以外の
国も参加する事があります。

調査内容は、各国の生徒たちの
読解力、計算力、科学的な
知識を測ります。

このデータを見ると、
子供の読解力を高める方法について
面白いことが分かってきます。

日本人の子供の読解力は低い?

PISAによる2003年のテストでは、

読解力テスト1000点満点のうち、

日本の女子は男子より
22点高い数値を獲得し、

一方計算能力では
男子が女子を8点リードし、

科学的知識でも4点のリードでした。

数値の中身を見ると、

読解力のスコアが「低スコア」
(400点以下)だった
生徒さんのうち、

男子は女子の1.5倍、

一方「高スコア」(600点以上)
をとった生徒のうち、

女子は男子の1.2倍でした。

こうした現象を説明しようと
専門家などは性差に関わる
色々な仮説を立てるでしょう。

ある人は

「男子はヒップホップ音楽など
から悪い影響を受けているから」

とか

「テレビゲームの弊害だ」

などと言うかもしれません。

しかし実際には子供の
読書時間と読解力に深い関係がある
のではないでしょうか?

読書時間と読解力を高める事の関係

注目すべき仮説もあります。

それは、アメリカの
ケン・ヒルトンさんの説です。

彼が言うには

「教育レベルの高い家庭出身の
男子に限って集計すると、

彼らの読解力得点は女子と同じである。」

という事実から、

「その背景には、教育レベルの
高い家庭では父親が読書をする事が多く、

その姿を日常的に男子が
目にするため、

”読書は女がするくだらない事”

というような先入観を持ちにくいから」

と説明しています。

ただしヒルトンさんの仮説で、

全ての現象が説明
できるわけではありません。

2000年と2003年の
調査結果を比較すると、

日本の生徒の読解力平均点は、

なんと24点も下がっています。

これは全ての参加国中でも
最悪の低下率であり、

結果として日本の平均点は
OECD加盟国平均とほぼ
同じレベルになってしまいました。

日本の生徒の読解力は、

韓国、フィンランド、香港など
より遥かに下、

という状況になっています。

日本人の子供の読書時間は最低レベル?

なぜ、こんなに低下して
しまったのでしょうか?

ここでも鍵は子供が自分の
楽しみの為に読書する時間に
あるでしょう。

2000年の調査では、

日本の生徒が自分の楽しみ
の為に読書する

一日当たりの時間は、

OECD加盟国中最短でした。

メキシコ、ブラジルより
短い時間でした。

そして日本の生徒の実に
55パーセントが

「娯楽としての読書はしない」

と回答しています。

ちなみに、この点についての
OCED平均は、

女子で23パーセント、
男子で42パーセントでした。

これらの数値からは、

子供に読解力を付けるには、
読書を楽しむ習慣を身につけさせる
事が重要であるという事、

その最良の方法の一つが、

親自ら「読書している」姿
を子供に見せる事だと読み取れます。

子供の学力を高めるのに
日本人もユダヤ人も

男子も女子も違いはないのです。

それは大きく環境が関わっているのです。

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