太陽光と月光の植物や人間の影響、暗闇で体内時計はどうなる?

太陽光と月光の植物や人間の影響、暗闇で体内時計はどうなる?
今回のテーマは、

太陽光と月光の植物や人間の影響、
暗闇で体内時計はどうなる?

について紹介します。

前回、植物というのは、

中でも昼間に葉が開き、
夜には葉を閉じるオジギソウの
就眠運動から、

唯一のエネルギー源である
太陽光からの光合成を

効率よく行うため、

日の出の時刻を予測するため
生体リズムを備えている

という話を紹介しました、

それでは、

光が当たらない夜に葉を
下にたらすのはなぜでしょうか。

植物にとってどんな
メリットがあるのでしょう。

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太陽光と月光の植物への影響

確かに葉面から外気へ
熱を放出するのが防げます。

或は霜の外を免れる
効果もあるでしょうが、

それだけでしょうか。

ドイツのチュービンゲン大学
植物学者のエルヴィン・ヴュニングは

以下のような実験を行いました。

植物に人口光を当てますが

明期の照度を2000ルクス
から0.6ルクスまで下げました。

それでも植物は光を
感知しました。

0.05ルクスにまで下げて
初めて感知しなくなりました。

では夜に明るさは
どのくらいなのでしょう?

実は闇夜は本当の闇ではなく
月の光があります。

実際に満月の明るさは
0.2ルクスもあります。

夜の暗闇の中、月光は明るい?

つまり夜に葉が垂れる理由は、

月の光が明るいため、
それを避ける意味があったのです。

マメ科の植物にとって
生存する為には、

就眠運動が不可欠の
振る舞いだったのですが、

昼に葉を広げるだけでなく、
夜の葉を閉じることも
大きな意味があります。

そしてこれは人類の
生体リズムにも大きな
意味があります。

ビュニングに始まる

植物学を中心とする
時間生物学、

そして体内時計の研究は、

農学、薬学、医学などに
応用されています。

生体リズム・体内時計の発見

ドイル、イエナ大学の
エルヴィン・ビュニング

アメリカスタンフォード大学
コリン・ピッテンドリク

ミュンヘン大学の
ユルゲン・アショッフ

の三人は、

体内時計、生体リズムが
植物だけではなく、

多くの動物や単細胞生物にも
共通してみられる事を
証明して行きました。

生体リズムを持たない
生物はいない事から、

人間が地球上で生き延びて
行く為には、

太陽光と月光の影響を受け、

昼夜の交替を予知する事が
必須であったのであろう
と考えました。

そして生体リズムを作り出す
時計のような仕組みの事を

生物時計(体内時計、体内時計)
と名づけました。

暗闇で体内時計はどうなる?

では、もし人が太陽光が
まったく届かない、

時刻を知る手がかりの無い
真っ暗闇の洞窟の中で
生活をしたら、

体のリズムはなくなるのでしょうか。

そうはならないのです。

真っ暗闇の洞窟の中でも、
ほぼ同じリズムが繰り返されます。

ただしそれは、

正確にはリズムのテンポは
少し遅くなり、

体のリズムと地球のリズムの
24時間は少しずつズレて
行くのです。

洞窟の中での生活では、

12日たつと昼と夜が逆転し、

24日立つとまた地球の自転と
同じに戻ってくる事から

体のリズムは、

地球の自転のリズムより
1時間長い約25時間である
事が明らかにされてます。

アショッフたちの研究は、

また北海道大学の
本間研一教授らによって

広く日本に伝えられ、

日本での時間生物学の
源流になっています。

こうした太陽光と月光の
影響を踏まえ、

様々な角度から健康美容長寿に
メリットのあるライフスタイルの
秘訣を考えて行きましょう。

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コメント

  1. 松井万理 より:

    yoshikoさんのブログから飛んできました。

    キレイなデザインで参考になります。

    0.2ルクスですか…

    うーん、スゴく勉強になりました。

    また、遊びにきますね。それでは!!

    • admin より:

      松井万理さま、コメントありがとうございます。
      光の単位に注目されるとは相当のマニアだとお察します。
      何かしらお役に立てたならば幸いです。今後ともよろしくお願いします。

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