頭の良い高学歴な人ほど認知症、ボケ症状が進行しやすい理由

頭の良い高学歴な人ほど認知症、ボケ症状が進行しやすい理由
今回のテーマな、

頭の良い高学歴な人ほど認知症、
ボケ症状が進行しやすい理由

について紹介します。

イギリスのサッチャー元首相、
フランスのシラク元大統領、
アメリカのレーガン元大統領

3人とも立派な業績を
残した国家指導者ですが、

それ以外に共通点があります。

それが、家族や知人の証言で、
彼らは認知症を発症していた
ということです。

認知症の多くは物忘れ
から始まりますが、

そのうち食事やトイレも
自分ではできなくなり、

最終的には

「私は誰だ?」という
自己認識不能な恍惚状態に
陥ってしまうと言う、

恐ろしい脳の病気です。

なぜ、彼らのように
頭のいい優秀な人たちが

このような病気を発症するのでしょう。

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認知症が進行しやすい理由

認知症にはいくつかの
タイプがあるのですが、

代表的なアルツハイマー型
認知症というのは、

医学的には原因が究明されておらず、
根本的治療法もまだ確立されて
いません。

病気の初期は記憶障害が主体で、

「新しい情報が覚えられない」
「以前に学習した内容を思い出せない」

と言った症状があります。

例えば、

人と二人で話している最中に
電話が鳴り、

相手がその対応に出て戻った時に、

先ほどまで話していた
会話の内容が思い出せない、

また、会話中に相手の言っている
事が分からなくなったり、

言いたい言葉が出て来なくなり
話に詰まったり、

そのうち、

「方向感覚がなくなり、
よく知っているはずの道に迷う」
(帰り道が分からなくなる)

「段取り能力が低下し、
物事を首尾よくこなせなくなる」

など日常生活にも
影響が出てきます。

頭の良い高学歴な人ほどボケにくい?

いつしか「面倒くさい」という
言葉が多くなり、

「自宅に小銭がたくさん貯まる」
(計算が苦手になりいつもお札で支払う為)

「料理のレパートリーが単純化する」

などの症状が出て、やがて
事件が起こります。

「鍋を焦がして危うく火事になりかける」
「迷子になって警察に保護される」

こうしたことが起こると、

誰の目にも認知症と分かる
ようになるわけです。

ボケ症状、認知症のごく
初期の段階は、

誰にでもできるような
簡単なことができなくなること
から始まります。

そのため認知症は、

これまで高学歴の人たちに
とっては一番対極にある、

最もなりにくい病気と思われていました。

ところが近年アメリカで、

アルツハイマー病と高学歴
との関係についての

衝撃的な論文が発表されました。

頭の良い高学歴な人ほどボケやすい

それによると高等教育を
受けた頭の良い人ほど

認知症を発症する危険度は
低いものの、

いったん認知力の低下が始まると
症状は急激に進行するというのです。

「学歴の高い人は脳に
”認知予備力”があるため、

認知症の病変に長い期間
耐えることができるが、

疾患の進行がこの予備力を上回ると、
その後の精神機能の低下は加速される。

このため医療関係者は、

高学歴の人では認知症が
予想以上に早く進行する可能性が
あると認識しておくべきである」

と報告は鋭く指摘しています。

脳を使う事は良い事だが…

脳は確かに、

使えば使うほど、知識習得などに
用いた神経細胞の数が多くなり、

脳内のネットワークが
強化されて行きます。

この神経細胞の全体量を
認知予備力と言い、

たくさん学習しておくと、
いざという時に脳のネットワークが
予備の力として働いて、

認知症になりにくくなる
という考え方です。

そこでスポーツマンが
筋力を付ける為に

筋力トレーニングをするように、

脳を鍛えて認知症を予防しようと、

近年ゲーム機などの
「脳トレ」がブームになりました。

けれども認知症の本質が分からない
状態な訳ですから、

これだけに認知症予防は
十分化と聞かれれば、

それは微妙な所です。

高学歴な人ほど急激に進行する

認知症を発症しにくいはずの
高学歴な人たちが、

なぜいったん認知症の症状が
表れると急激に進行するのか、

それは高学歴の人に特有の
事情があるでしょう。

一般の人は、物忘れ絵程度の
段階で周りの人に早期発見
されることが多く、

「初期のボケ症状」と告げ
られると事実としてそれを受け止め、

すぐにリハビリに取り組もうとします。

しかし、高学歴の人は
認知予備力が豊富なため、

物忘れや認知障害を起こしても、

その場を取り繕ったり、
予備知識で補ったりする事ができるので、
病気の判明が遅れてしまうのです。

認知予備力が災いして
早期発見ができなくなる、

結果的に頭の良い人ほど
ボケ症状が進行しやすい

というジレンマに陥りがちなのです。

何より本人が認知症の
可能性を拒絶します。

頭の良い人ほど認知症発見の罠にかかる

けれどもやがて公の場で
失態を演じるなど、

ショッキングな形で
認知症が明らかになります。

本人としてもプライドを
いたく傷つけられ、

「あんな恥ずかしい思いをしたら、
もう外には出られない」

と一気に引きこもりになって
しまう人も少なくないのです。

こうして人との交流を
避けているうちに、

ボケ症状など脳の
病気がどんどん進行して、

実際に、サッチャー、シラク
レーガンと言った人たちも

表舞台から消えるように
いなくなってしまいました。

頭の良い高学歴な人ほど
こうしてボケ症状が進行しやすい
という事になるのです。

医学的に認知症に有効な
治療法があるわけではありません。

しかし早期発見にはメリットがあり、

脳を適切に鍛えることで
予防が可能なのです。

認知症の症状がはっきりと
出るまで必要な対策を怠っていると、

症状が現れた時には、

既に脳の相当の範囲が
病変に冒されているという
ことになりかねないのです。

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