植物の個性と人とハーブの相性、ドーシャのバランスを考慮する

植物の個性と人とハーブの相性、ドーシャのバランスを考慮する
今回のテーマは、

植物の個性と人とハーブの相性、
ドーシャのバランスを考慮する

について紹介します。

これまで解説してきた
三つのドーシャですが、

自然界のいたるところに存在し、
植物の中にも存在します。

カパ性の植物は、よく繁茂し、
豊かな葉と樹液を持っています。

濃密で重く、水分を多く含むのが
カパ性の植物の特徴です。

ヴァータ性の植物は、

葉がまばらで、樹皮がざらざらして
割れやすく、枝は曲がりくねっており、

細長く伸びる傾向があり、
樹液はほとんどありません。

ピッタ性の植物は

鮮やかな色彩の明るい
花を咲かせます。

適度の強さと樹液を持ち

その樹液には毒性があったり、
触るとヒリヒリします。

こういった特徴がそれぞれの
ドーシャごとの植物の持つ特性です。

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植物自体の特徴だけでなく、

土地や気候、地理的な場所や
それぞれの国々も、

同様にドーシャにより
分類されます。

このようにして、様々な
生活形態を理解することによって、

適応の仕方を学ぶことが
できます。

植物の根茎や樹皮(地と水の元素)は、
カパのような働きを持つ傾向があります。

花(火の元素)は、
ピッタのような働きを持っており、

葉と果実(風と空の元素)は
ヴァータのような働きを

持っています。

このようにアーユルヴェーダでは、

3つのドーシャ(ピタ、カパ、ヴァータ)

5つの元素(火、水、風、空、地)

で、植物、ハーブを分類します。

ハーブを適切に用いるために、

また効果的な治療をするために
症状だけでなく、個々人の体質を
知る必要性があります。

西洋医学では、このような体質論などの
個別性に関する理解が欠如しています。

異なる体質の人が
同じ病気になる事はありますが、

その場合には、

別々の治療法を検討しなくては
いけないのです。

例えば、喘息の場合、

カパの機能不全によって、
肺に余分の水が溜まった場合、

ヴァータの機能不全によって、
肺が神経過敏になった場合、

ピッタの機能不全によって、
肺に湿った熱が溜まった場合、

それぞれ原因が挙げられます。

病因のドーシャがそれぞれ違う場合、
同じような治療をしても効果は出ない事が多いです。

つまり、ある特定のハーブが
ある特定の病気に効くことを知るだけでは、

効果的な治療は出来ないのです。

一方では、

同じドーシャが増えて疾病が起きた場合、
同じ方法、つまり同じドーシャを減らすことで
治療することが出来ます。

例えば、ヴァータが憎悪すると

坐骨神経症、関節炎、便秘、
頭痛、皮膚の乾燥、消化不良

などの症状が現れますが、

これらはすべて同一の治療法で
症状を緩和することが出来ます。

あるハーブがどのような病気に効能があるか、
それを知る事はもちろん一つの参考になります。

また、あるハーブがどのような
ドーシャに作用するかを知る事も、

大切な情報です。

双方を考慮するならば、

真に効果的な治療法を的確に
選べ量になると言う事です。

アーユルヴェーダは
ドーシャのバランスを考慮する以外にも、

ダートゥ、つまり

作用する組織によってハーブを分類します。

また神経系や生殖組織など、

精妙な組織を作用する特別の
ハーブや栄養物質に関する知識も
持っています。

精液や生殖組織は、あらゆる身体組織の
エッセンスであって、精力だけでなく
若返りの力も秘めています。

精液のエッセンス(肉体の精髄)は
アーユルヴェーダでは

オージャス

と呼ばれているのですが、

これは活力を与えると言う意味です。

つまりオージャスとは
身体のエッセンスであり、

あらゆるホルモンの根源的なものであって、

体内の免疫機能を支えるものなのです。

植物は、

人間と宇宙と同じように、

7つのダートゥ、すなわち
7つの組織から構成されています。

植物の樹液は血漿です。

植物の樹脂は血液です。

植物の軟木質は筋肉です。

植物のゴム質は脂肪です。

植物の樹皮は骨格です。

植物の葉脈は脊椎と神経です。

植物の花と果実は生殖組織です。

花を咲かせる樹木は、これらの
組織がもっとも発達した状態に
あると言う事を示しているのです。

そうです。

植物の樹木の関係は
動物界と人間界の関係と

同じものなのです。

ドーシャを始め様々な個性の
バランスを考慮する事ができる人が

真のハーバリストとなるのです。

こうした植物の個性や特性を知り、

ハーブ同士の相性やと
人とハーブの相性を深く感じるほど、

ハーブ医学の世界にさらに
深く入って行けるでしょう。

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