子供が礼儀やマナーを身につける、社交的振る舞いと社会的スキル


今回のテーマは、

子供が礼儀やマナーを身につける、
社交的振る舞いと社会的スキル

について紹介します。

私たちは社会的動物です。

人との関わりが重要なのです。

モンテッソーリ法の
日常生活の練習の中で

最後に紹介したいのが、

「社交的振る舞い」

と呼ばれるものです。

社交性というのはもちろん
性格や遺伝もあるでしょうが、

環境次第、教育次第で
変わるものなのです。

他者をイメージし、

真似る行為が出てくるときは

脳のミラーニューロンが働いて
いる事は以前に述べました。

親がする動作を

子供が自分の頭の中で
イメージしながら動作を行います。

この時、子供の脳の中では

前頭連合野及び側頭連合野の
ミラーニューロンが働いているのです。

ミラーニューロンの働きは、

他者の心理を推察し、

また共感や思いやりの
心理にも関係しています。

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社交的ふるまいと社会的スキル

この脳の機能がある限り、

人間は独りよがりにはなりきれません。

つまり、ミラーニューロンの
働きが活発になる事で、

子供は他者にも自分と
同じような心理がある事に気づき、

それを自分のものとして
共有する事が出来るように
なるのです。

自己への配慮の行為は、

前頭連合野のミラーニューロン
の働きを活かして、

子供の共感や思いやりと言った
心の成長も促していると
言えます。

ガードナーの多重知能理論では

自分を理解する内省的知能
と紹介しましたが、

この知能には前頭連合野を中心に、

側頭葉そして大脳辺縁系が
関わっていると見られています。

自己への配慮に関わる
子供の行為や活動は、

こうした脳領域を活発に
働かせる事で

子供の自己意識を刺激し、

内省的知能の成長を
促しているのです。

子供が礼儀やマナーを身につけるプロセス

塾でのお勉強より
学校のテストの成績より、

大切な能力があるのです。

「社交的な振る舞い」

の基本は、

挨拶や返事、礼儀正しく
人へ接する事、

約束を守る事、
人に親切にすると言った事です。

こうした行為を通じて、

子供は社会生活をしていくうえで、

必要な礼儀やマナーを
身につけて行きます。

つまり、こうした
社交的な振る舞いは、

子供が社会生活をして行く為に
獲得しておかなければならない
社会的スキル、能力であり、

対人的知能の大切な側面なのです。

もちろん文化の違いや
風習の違いがありますが、

グローバル社会においても
やはり大切になるスキルなのです。

そしてその行為は、

子供が他者に対して働きかけ、

他者を意識して振る舞う
活動と言えるものです。

社交的な振る舞いを通じて、

子供は他者の存在を意識し、

他者との関わりを築き、
社会のルールを身につけて行きます。

マナーや礼儀と脳の発達

子供の頃からしっかり
土台を作りじわじわ育てていく、

これがモンテッソーリ教育です。

人間である以上
社会性は求められますし、

他者との関わり(EQ)が
高い人ほど成功する

という例もあります。

コミュニケーション能力が
成功にやはり欠かせないのです。

社交的な振る舞いの活動は、

例えば、

挨拶の仕方、順番の待ち方、
席の勧め方などに見られる、

人を思いやり、人に親切にする
活動です。

これらの社交的な振る舞いには、

相手の気持ちを思いやり、

それに応じようとする
子供の心理が働きます。

最近では引きこもり、
ルールを守れない大人、、など
問題も増えて行ます。

これも教育の問題であり
これからの課題でもあります。

既に紹介したように

こうした心理には
ミラーニューロンが働いています。

その働きによって、

子供は相手の心理に気づき、
相手を思いやる事で、

その場に適した行動を
とれるようになるのです。

社交的な振る舞いの基本にある
様々な行動は、

まさに前頭連合野を中心に
ミラーニューロンを活かす
事によって引き起こされます。

また、そのような行動を通じて

子供は社会の規律や規範
と言った社会性や、

マナー及び道徳と言った
内省的知能を獲得して行くのです。

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