青年期の性役割の発達と第二次性徴の男らしさと女らしさの変化

青年期の性役割の発達と第二次性徴の男らしさと女らしさの変化
今回のテーマは、

青年期の性役割の発達と第二次性徴
の男らしさと女らしさの変化

について紹介します。

児童期を過ぎた
12、13歳から22、23歳
くらいまでを青年期と呼びます。

青年期の前半から、

二度目の急成長期に入り
身長や体重が急激に増えてきます。

また体重や身長などの
量的な変化だけでなく

質的にも大きな変化を遂げます。

男子はヒゲが生え、
声変わりをし、

やがて精通が起こります。

女子は、

乳房やお尻が大きくなり、
初経を迎えます。

これを

「第二次性徴」

と言います。

身体的には成熟し、
大人になったと言えます。

こうした身体の変化に伴って

男女とも13~14歳くらいになると

半分以上の子供が
性的な関心を抱くようになります。

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青年期の性役割の発達

第二次性徴という身体の
大きな変化は、

自分の意志に関わらず、
ある日突然やってきます。

「まだ大人になんかなりたくない」

と思っていても、

その変化を止める事は出来ず、
中には大きな不安を抱く子供も
少なくありません。

小学校5年生から
中学校3年生を対象に、

第二次性徴の受け入れ方について
行った調査があります。

男子は淡々と中立的に、

あるいは

「大人になる上で当たり前」

と肯定的に受け入れる
子供が多い傾向にあります。

一方女子とは言うと、

乳房の発達については
男子同様、中立的な受け入れ方が多いです。

しかし、陰毛の発毛や
初経に関しては

「嫌だったが仕方ないと思った」

という否定的な受け入れ方が
多くなっています。

第二次性徴の現れる時期は
個人差があるものの、

一般に男子よりも女子の方が早く、
普通12歳頃に初経を迎えます。

性的な関心を持つより
1、2年も早く、

身体が成熟してしまうのです。

こうした気持ちと身体のズレが
「大人の身体」の受け入れを
難しくしている一因と考えられます。

第二次性徴の男らしさと女らしさ

強くたくましいのが男性、
優しくおしとやかな女性

というように、

社会や周囲が性に期待する
行動や態度の事を

「性役割期待」と呼んでいます。

いわゆる男らしさ、女らしさ
と表現されるものです。

私たちは、幼い事から
過程や幼稚園、保育園において

知らず知らずのうちに

女性らしい役割
(家庭で家事と子育てをする)

男らしい役割
(外で仕事をする)

を身につけていきます。

そうした中で、

親がどのような性別しつけを
行っていくかは子供の性役割観に
大きな影響を与えます。

先にも触れたように

「女の子らしくありなさい」
「もっと男らしくたくましくなりなさい」

と言った一言が
その人の性役割観を形成していくのです。

青年期の男らしさと女らしさの発達

アンドロジニーAndrogyny
(両性具有)

というのは、

古代ギリシャの言葉で、

andro(男性)とgyn(女性)
からできており

一人の人間が、

男性性と女性性の
両方を持ち合わせている事を
現す概念です。

男らしさ、男性性の
ステレオタイプには

「たくましい」「指導力がある」
「意志が強い」とか、

女らしさ、女性性の
ステレオタイプには

「かわいい」「おしゃれな」
「物静かな」

などがあげられます。

しかし、女性であっても
男性性の特性が高い人もいますし、

男性であっても女性性の
特性が高い人もいます。

特に現代では両方の特性が
バランスの良い人の方が社会で
活躍できるとされているのです。

先の性役割同様、男だから、
女だからにとらわれるのではなく、

一人の人間としてどう生きるのかを
考える時代に私たちは生きているのです。

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