優等生の子供ほど将来反動で良いことより悪いことをしがち

優等生の子供ほど将来反動で良いことより悪いことをしがち
今回のテーマは、

優等生の子供ほど将来反動で
良いことより悪いことをしがち

について紹介します。

哲学的な意味での
善と悪なら別ですが、

ごく普通の良いこと、悪いこと
善と悪なら子供でもその判断はつくでしょう。

それは小さい時から
親がしつけて教えてきたり、

絵本を読んだり、テレビの
物語を見たりなどしながら

そういう判断を育ててきたからです。

人の物やお金を盗んではいけない、
嘘をついてはいけない、
弱い子をいじめてはいけない、
他人に迷惑をかけるようなことをしてはいけない、

…などなど、

そこで普通の親たちは、

こうした善悪の判断ができ、

絶対に悪いことをしない子を
賢い子だと思いがちです。

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善悪の判断ができる子供の盲点

ところが、違うのです。

アドラー心理学では、

こう言う子を賢いことは言いません。

一般的には賢い、良い子
だと言うかもしれませんが、

こういうのは「小賢しい」場合
が多いのです。

つまり、大きな賢さ
というものがありません。

小賢しいこと言うのは、

その行動の基本的な発想を

「~してはいけない」

というところにおいているので、

やるべきことというのを、

そのいけないことを除いたところに
見出すようになってしまいます。

つまり、消去法なのです。

消去法によって起こされる行動ほど、

非積極的なものはありません。

だから、つまらない
人間になってしまうし、

将来、良いことより悪いことをしがちです。

意外に中年になってから反動で
賄賂事件などの犯罪に関係するとか、

不倫に走るとかすることも多いのです。

つまり「悪さ」に対する
免疫がないのです。

ある大学生が就職先の
方向を決めるとき

地方公務員への道を選びました。

その動機を友人に聞かれたとき、

「うん、特にこれがやりたいと
思って決めた訳じゃないんだ。

他に特に自分の興味もなかったし、
色々仕事の種類を見て

やりたくないものを順番に消していったら、
これが残っただけさ。」

と答えたと言います。

何とも寂しい話しではありませんか。

こんな人間の仕事ぶりが
どんなものになるか、

およそ想像がつきます。

優等生の子供と悪さをする子供の将来

ところが、普通の善悪に
あまりこだわらない子供は、

結構悪いこともします。

万引きをしたり、嘘をついたり、
他の子をいじめたり、悪戯をしたり、

と先生や親の手を焼かせます。

しかしこう言う子供の行動は

基本的な発想を

「面白そうだからやってみる」

という所においているので
常に積極的です。

こう言う子が大人になって
目覚めると、

これも反動でぴたっと
「悪さ」をしなくなります。

もうさんざんやってきたし、
免疫が十分ついているので

「いつまでもバカやってられない」

ということで、

意欲的に仕事などに打ち込んでいきます。

彼らはもともと積極的に
行動してきたタイプですから、

そうなると強いです。

大きな成功をしたり
何か大きな仕事をやり遂げたりします。

世の中で活躍している人で

子供時代にワルだったという人は
結構多いのです。

優等生の子供ほど将来、悪いことをしがち

むしろ子供の時から
善悪の判断がきちんとできて、

一切悪いことをせず、

模範的な優等生だったという人は
あまりいません。

だからアドラー心理学では
子供に対して

「~してはいけない」

というのではなく、

「こうしてほしい」

というのです。

悪いことをしちゃたら

その三倍良いことをしてほしいと、

禁止の行動学ではなく
勧めの行動学なのです。

例えば自分の子供が
学校でいじめをしているらしいと分かったら

一度くらいは

「そういうつまらないことは辞めておけ」

と注意して、

後は野球クラブに入らせるなど
スポーツを勧めるとか、

山登りを教えるとか、

何か他に興味を持って
打ち込めそうなことをやらせます。

いじめをする攻撃的な子は、

そういう自分が打ち込めるものを持たず

学校と家庭を往復するだけで

何らかの問題を抱え、
ストレスがたまっている場合が多いのです。

だから運動や武術などで
それを発散させると有効な場合があります。

優等生の子供ほど将来反動で
良いことより悪いことをしがち
な訳ですから、

バランスのよい体験をさせる事が
子供の将来を決めると言えそうです。

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