EMDRの効果や方法:眼球運動でトラウマを消す心理学セラピー

EMDRの効果や方法:眼球運動でトラウマを消す心理学セラピー
今回のテーマは、

EMDRの効果や方法:眼球運動で
トラウマを消す心理学セラピー

について紹介します。

EMDRとは、

Eye Movement Desensitization and Reprocessing

の頭文字を取った略称で、

日本語では
眼球運動による脱感作と再処理
といいます。

特にPTSD(心理的外傷後ストレス障害)に
対して非常に効果的と言われています。

かつてのPTSDの治療は、

クライアントは原因となった出来事の
詳細を話すように要求される場合が多く、

それで病状を悪化させる事さえありました。

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しかし、この方法では
原因となった出来事のおおよその
映像やそれによる否定的な自己評価、

回想時に起こってくる感情と
その強さや身体感覚などについて
チェックされるだけです。

それからセラピストの指の動きに従って、
25往復程度のリズミカルな早い
眼球運動を行います。

この眼球運動の繰り返しによって
情動や認知が自然発生的に生じ、

脳内の情報処理が促進され、
トラウマ体験が克服されると言われます。

●短期間でトラウマ体験を克服させる

EMDRが画期的だったのは
長期間を要すると考えられていた
PTSDの治療を数週間、

時にはわずか1セッションという
短期間で解消できるとした所です。

実際、レイプなどの犯罪被害者や
自己の精神的後遺症といった
一度の外傷事件によって、

PTSDが引き起こされている場合には、

短期間で効果が上がるという事例が
数多く報告されました。

有効性が証明されたうえ、
その手法が極めて単純で、

誰にでもできそうに思える事もあって
EMDRは急速に広まります。

その一方で、

「外傷的な光景が繰り返し
浮かんでくるようになった」

などの苦情も寄せられるようになったため、

現在では、関連学会は
認定したセラピスト以外が
EMDRを用いることを禁じています。

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