禅の心理療法の効果と特徴:瞑想、座禅を用いた心理セラピー

禅の心理療法の効果と特徴:瞑想、座禅を用いた心理セラピー
今回のテーマは、

禅の心理療法の効果と特徴:
瞑想、座禅を用いた心理セラピー

について紹介します。

自己を超えたなにものかに
統合される事を目的とする
トランスパーソナル心理学においては、

禅も心理療法の一つとして位置づけます。

かつてアメリカで
トランスパーソナル心理学の最盛期には、

剃髪をして袈裟を着た
心理学科の教授が

大学のキャンパス内を
瞑想にふけりながら歩いているという
風景も見られたと言われます。

トランスパーソナル心理学が
禅をはじめとする東洋的な行法を
大きく取り上げた事によって

セラピストとクライアントという
伝統的な関係のあり方に
一石が投じられたという側面もあります。

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例えば、
グループでともに座禅を組む時、

そこにはセラピスト対クライアント
というヒエラルキーはありあません。

セラピストは
指導、教育、治療する存在ではなく、
クライアントとともに同じ修行に励む
同行者なのです。

座禅の治療的意義に注目しているのは、
トランスパーソナル心理学派だけではありません。

自律訓練法の研究者たちの間でも、

自律訓練法と同等に効果をもたらす
リラクゼーションの方法として
座禅の研究が盛んに行われ

その効果が確認されています。

●歩きながら座禅はできる

普通は座禅と聞くと、
読んで字のごとく座って行うものと
誰もが思うものですが、

実は歩きながら行う座禅もあります。

「経行(きんひん)」といって、

ある有名な禅寺で禅を組む順番を
待っている僧侶が待ち時間の
有効活用のために始めたものです。

両手の胃のあたりにそっと触れる
程度に軽く組み、

目を薄く開けて深く呼吸しながら
片足が半歩先に出るように短い
歩幅でゆっくり歩きます。

このとき、足を地面から離さず、
すり足にします。

身体の微妙な動きやそれと
ともに変化する呼吸に注意を向けます。

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