刺激と反応の心理学、メンタルと行動コントロールのメカニズム

刺激と反応の心理学、メンタルと行動コントロールのメカニズム
今回のテーマは、

刺激と反応の心理学、メンタルと
行動コントロールのメカニズム

について紹介します。

私たち人間は高度に脳を発達させた
動物な訳ですが、

やはり動物的な本能を
持ち合わせているのです。

動物的な本能と人間的な知性を
上手くバランスをとれる人こそ
成功できる人と言えるでしょう。

ここで、
刺激と反応の心理学のメカニズム
というものがありますが、

このメカニズムを理解することは、
メンタルレベルをアップする際に
非常に効果的です。

一般的に、偶発的な出来事や他人の行動を
コントロールすることはできません。

しかしここであなたは、

心理的エネルギー状態を
コントロールすることができますし、

この力によってあなたは反応を
コントロールすることが出来るのです。

つまり、

刺激はコントロールできないが、
反応はコントロールできるのです。

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刺激と反応のメカニズム

刺激と反応のメカニズム
というのは、

S-R主義とも呼ばれ、

シカゴ大学の
J・Bワトソン博士を中心とする
古典的行動主義の心理学者が提唱した
心理学のモデルです。

彼が提唱した心理学のモデルは
極端だと言う反応もありますが、

人間を含んだ動物の行動は、

刺激と反応による条件づけによって
行われるとし、

いわゆる飴と鞭のような、

恐怖と報酬によって人間の
行動をコントロールできるとします。

すべてこのメカニズムで
動くかどうかはさておき、

一理ある考え方です。

ではこの刺激と反応のメカニズムを

メンタルレベルに応用
すればどうなるでしょうか?

ストレスの対処はメンタルによって変わる

一般的に、トラブルを引き起こし
ストレスを誘発するのは、

刺激や出来事そのもの自体ではなく、
出来事に対してのあなたの反応なのです。

例えば、

日常的に経験するイライラ体験や
苛立だしい思いでを考えてみて下さい。

こんな例を想像してください。

毎日決まったパターンで一日が始ります。

仕事へ行く準備が整い、

車に向かうとタイヤがパンク
している事に気が付きます。

しかも、先週友人に
スペアタイヤを貸してしまっていて、

返してもらっていない事に気づきました。。

この状況を仮定して、

前に紹介した4つのメンタルの状態

ロー・ポジティブ
ハイ・ポジティブ
ロー・ネガティブ
ハイ・ポジティブ

と言うメンタルが変われば、
刺激に対するどんな反応をするか、

出来事自体ではなく
あなたの心理的エネルギー状態によって

ストレスを感じる状況であるかどうか決める
という事についてパターン別に見て行きましょう。

ローネガティブな状態の反応

さきほどの状況を仮定して、

もしローネガティブの状態なら
あなたはどう行動するでしょう。

闘争と逃走の反応で言えば
逃走したいメンタル状態です。

つまりメンタルが
憂鬱で内向的になっている場合、

先ほどの刺激にどう反応するか?

恐らく、
会社を休むことを考えるはずです。

上司に電話しないといけないが、
もっともらしい言い訳を考えるほど難しくなる、、

電話をかける事さえおっくうになってきます。

しばらく、適当な事をしながら
言い訳を考えるのですが、

「今日もしかして仕事に行っても行かなくても
会社は倒産してるかもしれないなあ、、」

などと都合よく妄想するが、
ようやく決心して電話をかけます。

そして

「ひどい風邪をひいてしまった。」

といかにも苦しそうに皆がそう
信じ込むような言い方で上司に
電話をするのです。

刺激に対して処理するのがメンドクサイ、

できれば逃げだしたいと
言うような反応をするのが
恐らく通常のパターンでしょう。

これが、ローネガティブな状態で
起こりうる典型的な心理学的
行動パターンでしょう。

ハイ・ネガティブな状態の反応

では、ハイネガティブな状態なら
どんな行動をするでしょうか。

闘争と逃走の反応で言えば
闘争の状態です。

あなたは腹を立てていて、激怒している
こんなメンタルの場合、

先ほどの刺激に対する反応は、

「会社にダイナマイトでも仕込めないか…」

などと真剣に想像しながら、

タイヤを貸した友人といかに縁を切るかを
考えながら電話をします。

しかし電話に出ないため、
電話を思いっきり投げつけます。

とにかく、電車を使って仕事に
出かけることにしたのですが、

一日中フラストレーションと
激怒でもって、イライラしています。

朝の会議に出ている全員が

ガヤガヤ無駄話をして大事なポイントに
触れていないように感じてしまい、

皆に向かって

「黙れ!つまらん事をぺちゃくちゃ
しゃべってんじゃねー」

と叫びたい衝動にかれれながら必死に
我慢する。

これがハイネガティブな人の
起こしそうな行動パターンです。

ロー・ポジティブな状態の反応

では、ローポジティブな時なら
どうなるでしょう。

リラックスしていて、気楽にしている
場合の心理状態でいる時に

先ほどの刺激にどう反応するか

「そうだな、歩いて仕事でも行くか、
今日は天気もいいし、、

そういえば、昨日雨が降ってたから
水たまりにハマっちゃうかもしれない、、

その時のために言い靴を持ってないし、
そんな靴売ってないし、、」

…などとりとめのない事を
ぼんやり考えながら仕事に向かいます。

しばらく色んなことを考えているのですが、
どの考えにも集中が出来ない…

同僚に話しかけられてもほとんど
気づかないで一日中ボーっとしている。

朝の会議に出席しても

前の日に会ったくだらないことを思い出して
ニコニコ笑っていたり、

退屈そのものであくびを抑えるのが精一杯。

そういった行動をローポジティブな
状況では起こしてしまいがちです。

ハイポジティブな状態の反応

最後にハイポジティブな状態なら、
どうなるでしょうか。

ベストの状態にいるメンタルの時に、
先ほどの刺激にどう反応するか、

「今日は車で出勤できないなら
斬新な考え方はできないだろうか。」

思い切って休暇でも取って旅に出ようか…

どんどんウキウキして「良いアイデアだ!」
と上司に電話しようとするが
それはよろしくないとすぐ気付きます。

なぜなら今日は10時から会議があるのだ。

素晴らしい天気だし、
電車や徒歩で行ってもいいのですが、

今日は思い切って会社に二つ提案してみよう。

一つは、自分を昇進させて、
会社の車で迎えによこして欲しいと告げる。

或いは、

歩いて会社に行くから少し遅れると告げるか。

で、結局歩いて会社に行くことに決め、
歩きながら今日の会議の戦略を復習します。

リラックスしながら、熱意を持っており、
会社の将来について会議はうまく行きます。

これが
ハイポジティブな状況で起こす行動です。

刺激でなく反応をコントロールするのは?

さてこうした反応に違いを見て、

如何でしょうか?

全て状況は同じですが、
状態によって行動は全く異なりますね。

すべての場面で、

朝に車のタイヤがパンクしていて
スペアタイヤがないと言う

刺激やストレスは変わらないのです。

しかし、メンタルの状態が変わるだけで
すべての反応や行動は変わりました。

そうです。

これから最高の
パフォーマンスを出すために

心理状態をコントロールすることは
本当に大事なのです。

刺激と反応の心理学を踏まえ、

メンタルのコントロールと
行動コントロールを上手くしていくのです。

行動主義の一人者である
ワトソンはこう言いました。

「私に健康で五体満足な乳児を12人と、

彼らを育てるために私自身が詳細を
決める世界とを与えてくれるならば、

私はそのうちの任意の1人を取り出し、
才能や好みや傾向や能力や転職や
先祖の人種とは無関係に、

私が選んだどんな専門家にでも

-医者、弁護士、芸術家、商店主、
それに乞食や泥棒に出さえも

育ててみせることを約束しよう」

こう断言したのです。

それほど、この刺激と反応の
心理学のメカニズムは重要なものです。

そしてこの考え方を応用すれば
メンタルをコントロールすることは
可能なことなのです。

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